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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻10号

1980年10月発行

文献概要

今月の主題 症例・研究特集 症例

直腸微小カルチノイドの1例と本邦報告例の文献的考察

著者: 吉良潤一1 淵上忠彦1 村上学1 尾前照雄1 古賀明俊2 岩下明徳3 山本勉4 坂口洋司5

所属機関: 1九州大学医学部第2内科 2九州大学医学部第1外科 3九州大学医学部第2病理 4九州大学医学部第1解剖 5久保内科

ページ範囲:P.1105 - P.1110

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 直腸カルチノイドは本邦では最近まで比較的まれな疾患とされていたが,大腸二重造影や大腸内視鏡の発達とともに報告例が急増しつつある.最近われわれは術前診断が可能であった直腸微小カルチノイドの1例を経験したのでここに報告する.併せて1978年までの本邦報告例68症例を集計し,その病態と臨床像について文献的考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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