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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻11号

1980年11月発行

今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(1)

主題

Linitis plastica状態の胃癌の臨床経過の検討―癌の発育曲線と臨床経過の比較検討

著者: 杉山憲義1 馬場保昌1 竹腰隆男1 丸山雅一1 佐々木喬敏1 二宮健1 大橋計彦1 田尻久雄1 横山善文1 権藤守男1 大崎康世1 高木国夫2 加藤洋3 中村恭一34 小松原登5

所属機関: 1癌研究会附属病院内科 2癌研究会附属病院外科 3癌研究会附属病院病理 4筑波大学基礎医学系病理 5佼成病院内科

ページ範囲:P.1153 - P.1163

文献概要

 胃癌の診断法が完成に近づいているなかで,いまだにその牙城のべ一ルを取り去ることのできない領域が残っている.

 それがlinitis plastica状態の胃癌である.臨床病理学的には,linitis plastica状態の胃癌は,胃底腺粘膜領域から発生した未分化型癌からなる確率が高いことはわかっているが,どのような条件で,そしてどのような経過で完成されていくかについては,いまだ十分に解明されていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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