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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻11号

1980年11月発行

文献概要

今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(1) 主題

逆追跡されたスキルスの原発巣と経時的変化―X線診断の立場から

著者: 鎗田正1 浜田勉1 荻原奉祐1 岡田文親1 盧誠一1 浅田修二1 丸山俊秀1 白壁彦夫1

所属機関: 1順天堂大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.1165 - P.1173

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 スキルスのX線学的早期発見の診断は固まっていない.したがって,臨床では,心ならずも,スキルスの経過をみてきた実態がある.早期発見が難しいのは,次のようなことがあるからである.

 部位:病変が胃体部から噴門の領域にある,大彎側に寄っている,または,前庭部に限局する.X線検査のときに,きれいな写真を撮りにくい部位である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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