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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻11号

1980年11月発行

文献概要

今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(1) 主題症例 逆追跡された胃のlinitis plastica

3年11ヵ月の逆追跡ができた胃体部のスキルスの1例

著者: 七海暁男1 煎本正博1 山本勇1 中島哲二1

所属機関: 1虎の門病院放射線診断学科

ページ範囲:P.1175 - P.1178

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 3年11カ月の逆追跡ができた胃体部の比較的限局したスキルスの1例を報告する.胃体部のスキルスの発育進展を考える上で,興味ある症例と考える.

 症 例

 患 者:F. A. 48歳,女.

 1973年10月,心窩部痛を主訴として,S病院を受診した.以来,胃癌と診断がつくまでに,X線検査6回,内視鏡検査7回,胃生検1回の検査歴がある.図表に制限があるので,内視鏡像の呈示は省略する.X線像は初回(1973年10月27日),5回目(1976年7月9目)および術前(1977年8月31日)のX線像を呈示する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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