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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻11号

1980年11月発行

文献概要

今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(1) 主題症例 逆追跡された胃のlinitis plastica

2年8カ月前に多発潰瘍と診断されていたスキルス胃癌

著者: 古澤元之助1 良永拓国1 林逸郎1 古賀充1 清成秀康1

所属機関: 1国立病院九州がんセンター

ページ範囲:P.1179 - P.1182

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 胃の多発潰瘍として治療し,経過を観察していたところ,初回検査から2年8カ月後のX線検査でスキルス胃癌と診断された症例を供覧し,初回のX線および内視鏡検査所見をretrospectiveに検討して報告する.

 症 例

 患 者:枝○道○,52歳(初診時),男,博多織工.

 1974年6月11日朝,突然,洗面器1杯の吐血を来し,当院へ緊急入院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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