icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻11号

1980年11月発行

症例

胃A-V malformationに基づく病変の証明されたRendu-Osler-Weber病の1例

著者: 日高徹1 隅井浩治2 松井康功2 吉川信夫2 大江慶治二2 三好秋馬2 伊藤勝陽3

所属機関: 1広島大学医学部付属病院中央放射線部 2広島大学医学部付属病院第1内科 3広島大学医学部付属病院放射線科

ページ範囲:P.1241 - P.1246

文献概要

 Rendu-Oster-Weber病は,その別名hereditary hemorrhagic telangiectasiaが示すとおり,皮膚および粘膜の血管拡張性病変(telangiectasia)からの反復する出血が特徴であるが,この病変は消化管粘膜にも発生し,消化管出血の原因となることは既に成書に明らかに記されている.われわれは内視鏡的に,Rendu-Osler-Weber病(以下ROW病)に類似した胃病変を認め,それがangiographyにて,A-V malformationの所見を示した症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら