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今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2) 主題症例
初回検査時に原発巣の目立たない症例―比較的急速に悪化し死亡した症例
著者: 西沢護1 野本一夫1 岡田利邦1 志賀俊明1
所属機関: 1東京都がん検診センター
ページ範囲:P.1273 - P.1276
文献購入ページに移動1975年2月,食後の上腹部鈍痛,胃のもたれ感,背痛を訴え外来を訪れ,胃X線検査,胆のうX線検査,血液化学検査などを行ったが,ほとんど異常なしと判定された.
その後,1年1カ月の間にときどき上腹部不快感,背部痛などを訴え2度ほど外来を受診しているが,理学的所見に異常を認めていない.
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