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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻12号

1980年12月発行

文献概要

今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2) 主題症例

初回検査時に原発巣の目立たない症例―linitis plasticaの診断および浸潤範囲の決定が難しかった症例

著者: 西沢護1 野本一夫1 牧野哲也1 志賀俊明1

所属機関: 1東京都がん検診センター

ページ範囲:P.1277 - P.1280

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 患者:K. H.,58歳,男.

 16年前より毎年1回,某職域の成人病検診の一環として遠隔テレビによる胃検診を受けていた.

 1979年2月,例年のようにスクリーニングとしてのX線テレビ検査を受けたところ,linitis plastica疑と診断され,内視鏡および生検施行,原発巣と思われる所より印環細胞癌と診断され,ⅡcまたはⅡc似進行癌として手術を施行した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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