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今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2) 主題症例
初回検査時に原発巣の目立たない症例―linitis plasticaの診断および浸潤範囲の決定が難しかった症例
著者: 西沢護1 野本一夫1 牧野哲也1 志賀俊明1
所属機関: 1東京都がん検診センター
ページ範囲:P.1277 - P.1280
文献購入ページに移動16年前より毎年1回,某職域の成人病検診の一環として遠隔テレビによる胃検診を受けていた.
1979年2月,例年のようにスクリーニングとしてのX線テレビ検査を受けたところ,linitis plastica疑と診断され,内視鏡および生検施行,原発巣と思われる所より印環細胞癌と診断され,ⅡcまたはⅡc似進行癌として手術を施行した.
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