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今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2) 主題症例
Borrmann 4型胃癌(スキルス)の経過観察例―粗大皺襞がスキルスを疑わせた例
著者: 間山素行1 狩谷淳1 林学1 祓川正嗣1 若林芳敏1 田沢浩1 仲松宏1 宇梶晴康1 西沢護2
所属機関: 1千葉県がんセンター放射線診断部 2東京都がん検診センター
ページ範囲:P.1289 - P.1292
文献購入ページに移動症 例
患 者:54歳,男,公務員.
主 訴:空腹時上腹部痛.
家族歴:長兄は胃癌にて死亡(45歳),次兄も胃癌にて死亡(50歳).
既往歴:左肺結核にて胸廓成形術(28歳時),高血圧症治療中.
現病歴:1972年胃集検にて要精検,千葉大学第1内科にてX線,内視鏡,生検施行したが異常なし.
1973年胃集検にて要精検,6月当センターにてX線にてポリープ疑および胃体部の粗大殿漿を指摘,胃カメラ施行ではポリープおよび粗大雛襲にて6カ月後経過検査を指示する.
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