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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻12号

1980年12月発行

今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2)

主題症例

胃微小びらんから8カ月後に発生した“linitis plastica”型胃癌の1例

著者: 中野実1 城田修爾2 大屋正章3 板垣衛治3 服部孝雄4 佐田博5 青山大三6

所属機関: 1市立伊勢綜合病院消化器センター 2長尾医院 3北大阪消化器病研究センター 4広島大学医学部原爆放射能医学研究所外科 5早期胃がん検診協会 6杏林大学放射線科

ページ範囲:P.1297 - P.1302

文献概要

 患 者:37歳,女.

 現病歴:1979年8月10日,初診.午前3時ごろから,胸部中央から左季肋部にかけての持続性とう痛.悪心なし.この疹痛は1日続いたのみで,その後は無症状.便通は1日1回.左下腹部に軽い圧痛(+).

 外来時検査所見:Bl. Pr.;122/74,BSR;3mm/1hr,8mm/2hr,WBC;11,400,GOT;19,GPT;8,LDH;230,CRP(-),ECG;normal.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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