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今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2) 座談会
逆追跡された胃のlinitis plastica
著者: 西沢護1 古澤元之助2 渡辺英伸3 中村恭一4 青山大三5 熊倉賢二6 中沢三郎7 高田洋8 竹本忠良9 市川平三郎10
所属機関: 1東京都がん検診センター 2九州がんセンター消化器部外科 3新潟大学第1病理 4筑波大学基礎医学系病理 5杏林大学放射線科 6慶応大学放射線診断部 7名古屋大学第2内科 8早期胃癌検診協会中央診療所 9山口大学第1内科 10国立がんセンター
ページ範囲:P.1304 - P.1319
文献購入ページに移動定義の討論もあとで出ますが,Iinitis plasticaは早期診断がたいへん難しいという大きな問題をかかえています.その早期発見をどうすればよいのか,それは胃癌診断に従事しているものにとって大きな悲願であります.そのために,retrospectiveな追求はたいへん大きな意味をもっています.この座談会は,2回にわたる特集号に寄せられた84症例を振り返って見るという役割を含んで開かれていますので,まず最初に,たくさんの症例をご覧になられた先生から感想をお聞きしたいと思います.西沢先生,お願いします.
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