文献詳細
研究
Linitis plastica型癌の病理組織学的研究―原発巣における癌浸潤と潰瘍化の関係について
著者: 美園俊明12 加藤洋1 中村恭一12 菅野晴夫1
所属機関: 1癌研究会癌研究所病理 2筑波大学基礎医学系病理
ページ範囲:P.1357 - P.1366
文献概要
癌発生から,あるいは粘膜内癌が粘膜下組織へ浸潤してから,leather bottle状態あるいは胃全体の収縮を示すlinitis plastica型として発見されるまでは,相当長い期間を要していると考えられている2)~4).一方,最近X線学的なlinitis plastica型癌の逆追跡の研究でこの間の形態的変化が明らかにされつつある11)~13).
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