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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻2号

1980年02月発行

文献概要

今月の主題 腺境界と胃病変 座談会

腺境界と胃病変

著者: 渡辺英伸1 中村紀夫2 梶谷幸夫3 笹川道三4 鈴木博孝5 井田和徳6 竹本忠良7 望月孝規8

所属機関: 1新潟大学第1病理 2東京慈恵会医科大学第2外科 3国立京都病院内科 4国立がんセンター放射線診断部 5東京女子医科大学消化器外科 6岐阜歯科大学内科 7山口大学第1内科 8東京都立駒込病院病理科

ページ範囲:P.208 - P.223

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 竹本(司会) 今月号の主題は「腺境界と胃病変」です.この「テーマ」の討論は日本の研究者でなければ十分できないだろうと思います.

 蛇足を最初からつけて恐縮ですけれども,胃には主として胃底腺域と幽門腺域という2つの粘膜があり,その境界がいろいろな名前で呼ばれています.竹本忠良氏たとえば,腺境界,移行帯,あるいは中間帯とかです.1870年,EbsteinによってIntermediärzoneとしてはじめて問題視されたことはご承知の通りです.昔は組織学的検査で知るしかなかったのですが,今口ではいろいろな方法で,臨床的にも腺境界を認識することができるようになってきました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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