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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻3号

1980年03月発行

文献概要

今月の主題 症例特集 症例

胃限局サルコイドの1例

著者: 森田信人1 津田昇志1 山崎信1 小西二三男2

所属機関: 1福井県立病院完外科 2金沢医科大学病理

ページ範囲:P.289 - P.296

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 胃の結節性肉芽性病変には,胃結核,胃梅毒,胃サルコイド,胃クローン病などがあげられる.このうち前二者については,凝固壊死をきたす肉芽結節であり,起炎菌の証明や血清学的検査などで鑑別される.しかしサルコイドとクローン病については,両者の鑑別は困難であり,病因についても種々の問題を残している.また胃ザルコイドは,全身サルコイド症の部分症と,金身症状を欠き,胃に限局するサノレコイドとの間にもいろいろな相違点があげられる1)~4)

 われわれは,胃限局サ1レコイドの1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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