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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻3号

1980年03月発行

今月の主題 症例特集

症例

経過観察しえた腸管囊腫様気腫の1例

著者: 野口友義1 佐々木宏晃1 谷口友章1 小野悦子1 長谷川かをり1 三輪洋子1 長廻紘1 浜野恭一1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター

ページ範囲:P.335 - P.339

文献概要

 腸管囊腫様気腫は,主に小腸または結腸の漿膜下および粘膜下に多発性の含気性囊胞を形成する比較的稀な疾患で,現在までにわが国では約200例近い報告例があり,全世界では1,000例以上の報告例がある1)

 最近,S状結腸に限局し他に消化管疾患を伴わないprimary typeの本症で,経過観察中,囊腫が消失した症例を経験したので報告し,若干の文献的考察を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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