icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻7号

1980年07月発行

今月の主題 消化管出血と非手術的止血

座談会

消化管出血と非手術的止血

著者: 中島正継1 真玉寿美生2 大下芳人3 渡部洋三4 高瀬靖広5 打田日出夫6 並木正義7 川井啓市8

所属機関: 1琵琶湖胃腸病院 2北里大学内科 3山口大学第1内科 4順天堂大学消化器外科 5筑波大学外科 6奈良医科大学放射線科 7旭川医科大学第3内科 8京都府立医科大学公衆衛生

ページ範囲:P.758 - P.771

文献概要

 並木(司会) 今日はお忙しいところお集まりくださいましてありがとうございます.消化管出血とその止血対策は,いつの時代でも臨床の実際において重要な課題です.1969年の“胃と腸”4巻2号で一度「上部消化管出血」というテーマを取り上げ,座談会も行われていますが,それから10年経ちました.時代とともに消化管出血の様相も変わってきましたし,とくに止血対策については,内視鏡を駆使したいろいろな方法が試みられており,進歩の跡が見られます.

 ここにお集まりくださいました先生方は,そうした新しい止血法の工夫に自ら苦労され,実際にその道の先端的な仕事をしておられる方ばかりですが,今日はその苦労話を含めて,消化管出血の止血法のわが国における現状,また問題点といったことを語り合っていただきたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら