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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻9号

1980年09月発行

文献概要

今月の主題 胃リンパ腫(1)―悪性リンパ腫 主題

胃悪性リンパ腫の症例を見て―病理の立場から

著者: 渡辺英伸1 中沢三郎2 中村恭一3 長与健夫4 望月孝規5 八尾恒良6

所属機関: 1新潟大学医学部第1病理 2名古屋大学医学部第2内科 3筑波大学基礎医学系病理 4愛知県がんセンター病理 5東京都立駒込病院病理科 6福岡大学医学部第1内科

ページ範囲:P.909 - P.910

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 胃悪性リンパ腫の特集号を組むにあたって多数の機関の御好意により,多くの症例を御提供いただいた.このうち,臨床資料,切除胃肉眼写真および病理組織標本がそろった例は87例であった.これら症例が複数の人々によって検討されたのを機会に,検討症例の病理形態学的所見を略述してみた.

 肉眼所見 分類と各肉眼型の出現頻度とはすでに「胃悪性リンパ腫の集計成績」で述べられている.これらを通観して,胃悪性リンパ腫の肉眼所見には以下のような特徴が挙げられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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