文献詳細
文献概要
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海外文献紹介「ラットにおける後天的な潰瘍易罹患性の垂直的伝達」
著者: 多賀須幸男1
所属機関: 1関東逓信病院消化器内科
ページ範囲:P.26 - P.26
文献購入ページに移動 Vertical Transmission of Acquired Ulcer Susceptibility in the Rat: N. J. Skolnick et al (Science 208: 1161~1163, 1980)
ラットの仔を早期に母親から離すと拘束潰瘍にかかりやすくなることが知られている.すなわち生後21日(正常離乳期)に母親から離した仔ラット(N)の日齢30日における拘束潰瘍発生率は10~20%であったのに対して,14日で離した仔ラット(E)では80~90%であった.今回は更に以下の実験を行った.
ラットの仔を早期に母親から離すと拘束潰瘍にかかりやすくなることが知られている.すなわち生後21日(正常離乳期)に母親から離した仔ラット(N)の日齢30日における拘束潰瘍発生率は10~20%であったのに対して,14日で離した仔ラット(E)では80~90%であった.今回は更に以下の実験を行った.
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