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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻1号

1981年01月発行

文献概要

Coffee Break

カルシウムによる胃酸分泌抑制

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所属機関:

ページ範囲:P.12 - P.12

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 Systemic hypercalcemiaをイヌに作ってやるとヒスタミン,ガストリン,迷走神経刺激による胃酸分泌を抑制する.Graazら(1976)やGrantら(1940)の報告である.

 カルシウムは幽門前庭部からガストリンを放出させ胃酸分泌を刺激するとされている.ヒトの生理から考えると,上記のイヌの実験成績はちょっとしたオドロキである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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