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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻10号

1981年10月発行

今月の主題 小腸腫瘍(2)

主題症例

空腸平滑筋腫の1例―緊急検査としての小腸内視鏡検査の有用性

著者: 多田正大1 草場昭彦2 関浩2 木村幸雄2 下野道広3 川井啓市4

所属機関: 1京都第一赤十字病院第3内科 2健康保険鞍馬口病院 3京都府立医科大学第3内科 4京都府立医科大学公衆衛生

ページ範囲:P.1087 - P.1090

文献概要

 小腸腫瘍のなかで平滑筋腫は決してまれな疾患ではない1).本症疾患の大半は消化管出血,貧血を主訴とすることが多いが,その術前診断は決して容易ではない,最近,われわれも原因不明の下血を繰り返した本症患者に対して,小腸内視鏡検査によって腫瘍の存在診断がが可能となった1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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