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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻11号

1981年11月発行

今月の主題 胆道系疾患の臨床(2)―胆管異常を中心として

序説

胆管異常,特に先天性総胆管拡張症の臨床

著者: 春日井達造1

所属機関: 1愛知県がんセンター

ページ範囲:P.1163 - P.1165

文献概要

 先天性胆道拡張症(congenital dilatation of the biliary duct)は総胆管囊腫(choledochal cyst)とも言い,境界領域の疾患を含む広義の総胆管囊腫のことである.総胆管囊腫は総胆管だけの拡張を意味しないから,むしろ胆道拡張症と広く包含して表すのがよいとされている1)

 先天性総胆管拡張症はVaterが最初に記載したと言われているが,1852年,独立疾患としてDouglas2).最初に報告した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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