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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻12号

1981年12月発行

文献概要

Coffee Break

食後45分でも食道蠕動はまだ強い

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ページ範囲:P.1336 - P.1336

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 食道の輸送機能について,私たちは普段あまり関心を持っていない傾向にある.単純に物が通っていく筒にすぎないという感覚はしばしば内科医に存在する.

もっとも,通常の内科診療においてはさほど意識しなくてもすむことかもしれない.

 物を呑み込むときには一体どうなっているのか,Davenportの教科書どおりと考えてよいと思うが,それが時々よくわからなくなることがある.コリン作動性のものや,αアドレナリン作動性のもの,ヒスタミンなどは中下部食道蠕動を高めるが,消化管ホルモンではガストリンが同様の作用を持つとされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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