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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻12号

1981年12月発行

文献概要

Coffee Break

Idiopathic diffuse esophageal spasm

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ページ範囲:P.1368 - P.1368

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 Idiopathic diffuse esophageal spasm(IDES)では,食道の下部3分の2ぐらいの範囲に比較的持続性の強い収縮が同時性に起こり,しかもこれが繰り返すので,胸痛や嚥下困難が生ずるものである.

 一般に下部食道括約部に対しガストリンは圧上昇の効果を有するが,IDESに対しては意見が分かれている.つまり,ガストリンは下部食道収縮作用を有するが,中部食道に対してはその作用がないとする意見と,中部食道に対してもその作用があるとする意見である.では実際にIDESの患者にガストリンを点滴投与してみるとどうなるのか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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