icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻2号

1981年02月発行

今月の主題 胃リンパ腫(2)―良性リンパ腫

主題症例 胃良性リンパ腫症例

短期間(約40日)にX線所見が著しく変化したreactive lymphoreticular hyperplasiaの1例

著者: 二宮健1 馬場保昌1 丸山雅一1 竹腰隆男1 高木国夫2 加藤洋3 中村恭一4

所属機関: 1癌研究会附属病院内科 2癌研究会附属病院外科 3癌研究会附属病院病理 4癌研究会附属病院病理,筑波大学基礎医学系病理

ページ範囲:P.165 - P.168

文献概要

 最近,われわれは40日間にX線所見が著しく変化したreactive lypmhoreticular hyperplasiaの1例を経験したので報告する.

 症 例

 患 者:47歳,女.

 主 訴:空腹時心窩部痛.

 家族歴,既往歴;特記すべきものなし.

 現病歴:1973年7月初旬より空腹時に心窩部痛を覚え,同年7月3日に某医を受診した.同医のもとで胃X線および内視鏡の検査を受け,手術をすすめられたがそのまま放置していた.同年11月初旬,上記同様の症状が出現したので,同年11月6日癌研内科を受診した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら