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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻2号

1981年02月発行

文献概要

今月の主題 胃リンパ腫(2)―良性リンパ腫 主題症例 胃良性リンパ腫症例

良・悪性境界領域病変と思われる胃リンパ腫の1例

著者: 勝又伴栄1 高橋俊毅2 比企能樹2 岡部治弥1

所属機関: 1北里大学医学部内科 2北里大学医学部外科

ページ範囲:P.173 - P.176

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 1966年以来,わが国で一般に胃RLH(Reactive Lymphoreticular Hyperplasia)と呼称されるようになった病変は,その後多くの症例報告を重ねてきたが,いまなお重要な問題を未解決のまま抱えているように思われる.

 それらは,①本態についての考え方と分類法,②胃悪性リンパ腫との臨床的,病理組織学的鑑別,③内科的治療法の可能性,などがあり,現在もなお臨床的および病理組織学的診断基準が確立されたとはいい難い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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