文献詳細
文献概要
今月の主題 胃リンパ腫(2)―良性リンパ腫 主題症例 胃良性リンパ腫症例
Ⅱc+Ⅲ型早期胃癌が疑われたreactive lymphoreticular hyperplasiaの1例
著者: 永冨裕二1 岡崎幸紀1 沖田極1 河村奨1 竹本忠良1
所属機関: 1山口大学医学部第1内科
ページ範囲:P.181 - P.184
文献購入ページに移動症 例
患 者:31歳,男,会社員.
主 訴:空腹時の心窩部痛.
既往歴:10年前に虫垂切除.
家族歴:特記することはない.
現病歴:当科来院6カ月前ごろより空腹時に心窩部痛があり,A医を受診し胃潰瘍と診断された.入院加療を受け,約3週間で症状が軽快したため希望退院した.しかし,1カ月前から再び前回と同様な症状が起こり,B医を受診し,胃X線検査により,胃癌を疑われたため当科を紹介された.
掲載誌情報