文献詳細
今月の主題 胃リンパ腫(2)―良性リンパ腫
主題症例 胃良性リンパ腫症例
早期癌が疑われた胃reactive lymphoreticular hyperplasiaの1例
著者: 柳田勤1 谷山茂樹1 西俣寛人1 西俣嘉人1 橋本修治1 東剛三2
所属機関: 1鹿児島大学医学部第2内科 2鹿児島大学医学部第1外科
ページ範囲:P.185 - P.188
文献概要
症 例
患 者:里○一〇,57歳,男.
主 訴:心窩部痛,胃部膨満感.
家族歴,既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:1976年7月より食後心窩部痛と胃部膨満感を自覚していた.同年8月胃集検を受け精査通知があった.同年10月に近医を受診し,胃X線検査および胃内視鏡検査の結果早期癌を疑われ,手術をすすめられたため当院を紹介され入院した.
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