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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻2号

1981年02月発行

Coffee Break

EHTE 止血

ページ範囲:P.233 - P.233

文献概要

 消化管出血の内視鏡的止血に関しては,レーザー内視鏡の開発とともに,わが国においても近年ブームを起こしている感がある.いわゆる内視鏡的治療としてポリペクトミー,パピロトミー,静脈瘤硬化術などと並んで現今のトピックになった.

 レーザー以前には高周波電流を用いた電気メスが主役であった.内視鏡用に種々の電極が作製され応用された.止血ということになると,出血場所の発見や凝血附着の予防や穿孔の予防のために,高周波の用い方や併せ用いる補助手段についていろいろな工夫を必要とした.何といっても,高周波電流の装置の方がレーザーの装置よりはるかに安価であるから,多少の工夫でやれることなら安いほうがよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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