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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻2号

1981年02月発行

文献概要

Coffee Break

Cancer Family Syndrome

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.158 - P.158

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 大腸癌は多分に遺伝的要因をほのめかす疾患として扱われてきた.

 Gardner's syndrome

 Peutz-Jeghers syndrome

 Discrete polyp

 Turcot syndrome

 Gastrointestinal polyposis

 Site-specific colon cancer

 Cancer family syndrome

などなどは非常にしばしば取沙汰されている.しかしながら,大腸癌のうち遺伝性のポリポーシスと関係のあるものは,わずか1%またはそれ以下の頻度であり,遺伝的要因と関係ありと考えられるがポリポーシスとは無関係のものは12~26%もある.またcancer family syndromeも1つの疾病単位として扱うのが無理である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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