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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻2号

1981年02月発行

文献概要

Coffee Break

Neomucosa

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.164 - P.164

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 1973年から74年にかけてBenningtonらは小腸の粘膜がinterposeされた漿膜面上にも延びて生じneomucosaを形成する力を持っていることを発表した.しかし18週間かかっても完全に粘膜が漿膜上を覆いつくすところまではいかなかった.このneomucosaというのは薄く,microvilliは鈍で,腺窩形成も不十分であった.

 このような形態学的にはお粗末なneomucosaでもaminopeptidase,maltase,lactaseなどの活性は正常だったと言われる.しかしAl-p-ase,sucrase,trehalaseなどの活性はかなり低かったそうである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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