文献詳細
今月の主題 虚血性腸炎の臨床と病理
主題
虚血性大腸炎の臨床
著者: 竹本忠良1 川井啓市2 渡辺正俊1 多田正大2
所属機関: 1山口大学医学部第1内科 2京都府立医科大学公衆衛生
ページ範囲:P.259 - P.265
文献概要
型どおりの書き出しになってしまうが,1966年Marstonら1)が大腸の虚血性病変をischemic colitisと総称して以来,虚血性大腸炎は主に欧米を中心として研究がすすめられ,その疾患概念および臨床像は,まだまだ曖昧さを残しているが,現状ではある程度明らかになってきたと言えよう.
掲載誌情報