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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻3号

1981年03月発行

文献概要

今月の主題 虚血性腸炎の臨床と病理 主題

虚血性大腸炎―内視鏡と生検を中心に

著者: 武藤徹一郎1 上谷潤二郎1 沢田俊夫1 小西文雄1 杉原健一1 堀江良秋1 三島好雄1 日野恭徳2 稲松孝思2 慶田喜秀2 山城守也2 吉田鉄郎3

所属機関: 1東京大学医学部第1外科 2東京都立養育院附属病院外科 3吉田外科病院

ページ範囲:P.267 - P.274

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 Boley1),Marston2)らによって虚血性腸炎が1つの疾患単位として認められるようになったのは比較的最近のことであり,一般にはまだその実態が十分には理解されていないようである.本稿では自験例を中心に,虚血性大腸炎の内視鏡所見と生検所見の代表例を列挙することにより,本症の内視鏡的スペクトルをできるだけ明らかにしてみたい.

 対象は東京大学第1外科,養育院附属病院外科,吉田外科病院において,臨床的に虚血性大腸炎と診断され,内視鏡的に確認された19例であり,いずれも一過性のものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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