icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻3号

1981年03月発行

今月の主題 虚血性腸炎の臨床と病理

主題症例 虚血性腸炎

内視鏡的に経過を観察しえた虚血性腸炎の1例

著者: 原田一道1 柴田好1 梶巌1 水島和雄1 岡村毅與志1 並木正義1

所属機関: 1旭川医科大学第3内科

ページ範囲:P.307 - P.310

文献概要

 患 者:69歳,男.

 主 訴:粘血便.

 家族歴,既往歴:特記すべきことはない.

 現病歴:8年前より高血圧症(170/90mmHg)と冠動脈硬化症として某医で治療を受けていた.ある日突然,胸部圧迫感と心悸亢進が出現し,一過性の血圧低下(80/50mmHg)と共に,軽度の意識障害を来した.翌日全身状態は回復したが,3日目から下腹部の不快感と頻回の粘血便をみたため,精査の目的で当科へ紹介され入院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら