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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻3号

1981年03月発行

文献概要

今月の主題 虚血性腸炎の臨床と病理 座談会

虚血性腸炎の臨床と病理

著者: 山城守也1 水島和雄2 武藤徹一郎3 多田正大4 望月福治5 八尾恒良6 渡辺正俊7 中村恭一8 武内俊彦9 信田重光10

所属機関: 1東京都養育院附属病院外科 2旭川医科大学第3内科 3東京大学医学部第1外科 4京都第1赤十字病院第3内科 5仙台市医療センター内科 6福岡大学医学部第1内科 7山口大学医学部第1内科 8筑波大学基礎医学系病理 9名古屋市立大学医学部第1内科 10獨協医科大学外科

ページ範囲:P.338 - P.352

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 武内(司会) 虚血性,あるいは阻血性と呼ばれる,いわゆる腸管の血行障害をベースとした腸病変については,「胃と腸」14巻5号の“消化管と血管病変”で一度取り上げられています.その後1年余を経て,最近,虚血性腸炎に関する発表も多くなってきていますし,また高齢化社会を迎えて,今後増加してくることも予想されます.今回は,この虚血性腸炎について,皆様方の貴重な経験例から忌憚のない御意見をお聞かせ願えればと考えております.

 虚血性腸炎はまだ議論のある病態で,その概念についても,必ずしも一致していません.本誌では既にクローン病などを取り上げており,“腸シリーズ”の1つとして,どう位置づけしていったらよいかということで,この主題が取り上げられました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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