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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻4号

1981年04月発行

文献概要

今月の主題 胃リンパ腫(3)―鑑別 主題症例

多発性早期胃悪性リンパ腫の1例

著者: 勝見康平1 伊藤誠1 犬飼政美1 野口良樹1 岸本高比古1 友松武1 安江直二1 武内俊彦1 中村隆昭2

所属機関: 1名古屋市立大学医学部第1内科 2名古屋市立大学中央臨床検査部病理

ページ範囲:P.443 - P.446

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 多発性早期胃悪性リンパ腫の1例を経験したので報告する.

 症 例

 患 者:69歳,男,無職.

 主 訴:空腹時心窩部痛.

 既往歴:64歳のとき心筋梗塞.

 家族歴:兄姉4人,肺結核.

 現病歴:1977年10月ごろより心窩部痛,嘔気,胸やけ,噫気などを認めていたが,同年11月ごろより空腹時の心窩部痛が強くなったため近医を受診した.胃X線,内視鏡検査の結果,多発性胃潰瘍の診断を受け,1978年1月10日当科へ紹介され入院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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