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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻4号

1981年04月発行

文献概要

Coffee Break

イントラリピッドと胃酸分泌

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所属機関:

ページ範囲:P.420 - P.420

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 脂肪を経口的にまたは腸管内へ投与すると胃液分泌が抑制されることは既に古くから知られている.Llanosらはこの現象はgastric inhibitory polypeptide(GIP)が関与していると報告している.

 ところがイヌやラットに対して非経口的にオレイン酸ナトリウムを投与してやった場合にも,やはり胃分泌が抑制されるというRochmanやKowalewskiらの観察から考えてみると,脂肪自体が直接胃分泌抑制効果を有する可能性もあるかもしれない.同様な実験結果は他にも報告されているが,Goughらもこの点について検討して次のような結果を報告している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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