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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻5号

1981年05月発行

文献概要

今月の主題 胃リンパ腫(4)―治療と経過 主題症例 治療と経過

表層拡大型(Ⅱc型早期胃癌類似)を示した胃悪性リンパ腫の1経過観察例

著者: 間山素行1 狩谷淳1 林学1 祓川正嗣1 若林芳敏1 田沢浩1 仲松宏1 西村明2 芦原豊3

所属機関: 1千葉県がんセンター放射線診断部 2千葉県がんセンター消化器科 3芦原胃腸科診療所

ページ範囲:P.537 - P.540

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 表層拡大型(Ⅱc型早期胃癌類似)を示した胃悪性リンパ腫の1例を経験したので報告する.

症 例

 患 者:69歳,男.

 既往歴:胸部打撲による胸膜炎,胆石症.

 家族歴:弟癌死(病名不詳).

 主 訴:心窩部痛.

 現病歴:1974年,胃部不快感を訴え胃X線検査を受けるも,著変なし.1978年10月ごろから心窩部痛が出現,芦原胃腸科診療所にて胃X線,内視鏡,生検施行.悪性リンパ腫の診断にて当センターを紹介される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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