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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻5号

1981年05月発行

文献概要

今月の主題 胃リンパ腫(4)―治療と経過 主題症例 治療と経過

短期間に著明な形態変化がみられた胃悪性リンパ腫(T細胞性)の1例

著者: 小原勝敏1 佐藤英典1 栗原陽一1 矢吹孝志1 服部好伸1 藤原和雄1 西間木友衛1 五十嵐勤1 粕川礼司1

所属機関: 1福島医科大学第2内科

ページ範囲:P.541 - P.544

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 短期間に著明な形態的変化がみられた胃悪性リンパ腫を経験したので報告する.

症 例

 患 者:55歳,男.

 主 訴:心窩部痛.

 家族歴:特記すべきことなし.

 既往歴:結核性胸膜炎,腹膜炎(19歳).胆石症(39歳,胆のう切除術施行).

 現病歴:1979年9月中旬より心窩部痛出現,食事とは無関係で,飲酒後の早期に強い.体重減少も出現し近医受診,胃X線検査にて異常を指摘され,10月13日当科紹介となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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