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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻5号

1981年05月発行

今月の主題 胃リンパ腫(4)―治療と経過

主題症例 治療と経過

化学療法ならびに放射線療法で著明な変化を示した胃原発性重複細網肉腫の1例

著者: 川崎恒雄1 山崎繁1 山田武男1 中嶋昭2 渡辺毅2 菊池正教3

所属機関: 1取手協同病院外科 2東京医科歯科大学医学部第1外科 3筑波大学基礎医学系病理

ページ範囲:P.559 - P.565

文献概要

 胃悪性リンパ腫は胃癌に比し放射線治療や化学療法によく反応するだけに,術前に正確な診断を下すことは,適切な治療方針を決定するにあたって大切なことと言える.

 われわれも術前に胃原発性重複細網肉腫との確診を得たが,開復術によって切除不能と判明したので保存的療法を施行し,興味ある効果像ならびに経過を観察できた症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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