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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻5号

1981年05月発行

文献概要

今月の主題 胃リンパ腫(4)―治療と経過 主題症例 治療と経過

CHOP療法が著効を示した胃悪性リンパ腫の1例

著者: 西城義郎1 阿部吉弘1 安日新1 金子正幸1 中島俊雄1 新沢陽英1 上野恒太郎1 石川誠1

所属機関: 1山形大学医学部第2内科

ページ範囲:P.567 - P.570

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 胃に多発性潰瘍を生じ,CHOP療法が著効を示した悪性リンパ腫の1例を報告する.

症 例

 患 者:58歳,男.

 主 訴:心窩部重苦感.

 既往歴,家族歴:特記すべきことなし.

 現病歴:1977年,右頸部リンパ節腫脹が出現し,某大学病院で悪性リンパ腫と診断され,放射線治療を受け軽快した.1978年10月,心窩部重苦感が出現し,近医で胃X線検査にて胃潰瘍と診断され治療を受けたが,軽快せず,同年12月4日当科に入院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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