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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻6号

1981年06月発行

文献概要

今月の主題 胆道系疾患の臨床(1)―総胆管結石症を中心として 主題

ERCPによる総胆管結石症の診断

著者: 渋江正1 山口淳正1 喜入昭1 宮田晋1 壱岐慎一郎1 桑波田仁1 田中啓三1 渡辺研之1 橋本修治1

所属機関: 1鹿児島大学医学部第2内科

ページ範囲:P.615 - P.623

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 ERCP(endoscopic retrograde cholangio-pancreatography)は1969年に開発され,今日では胆道,膵疾患の診断には不可欠の検査法として広く臨床に活用されている.今回のテーマである総胆管結石症は日常高頻度に遭遇する疾患であり,ERCPは胆膵の両者にわたり広い情報を得ることができるので,結石の診断のみならず周辺の病態を知るうえからも必要な検査法と考えられる.

 ここでは教室の11年にわたるERCP経験例を中心に,総胆管結石診断の現況と,更に総胆管結石をめぐって周辺の病態がどこまで解明できるか,ERCPの総胆管結石診断における利点と問題点とについて検討する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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