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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻6号

1981年06月発行

今月の主題 胆道系疾患の臨床(1)―総胆管結石症を中心として

主題

内視鏡的乳頭括約筋切開術の現況

著者: 中島正継1 岩破淳郎1 光吉靖夫1 竹林政史1 藤本荘太郎2 梶原譲2 吉田俊一2 木本邦彦3 田中義憲4 山口勝通5 赤坂裕三5 川井啓市5

所属機関: 1琵琶湖胃腸病院内科 2京都第二赤十字病院内科 3大阪鉄道病院消化器内科 4京都第一赤十字病院第3内科 5京都府立医科大学公衆衛生

ページ範囲:P.649 - P.659

文献概要

 胆石症,殊に総胆管結石症は,従来外科手術の絶対的適応と考えられてきた疾患である.この総胆管結石症に対する非観血的治療法として開発されたのが内視鏡的乳頭括約筋切開術(endoscopic sphincterotomy;EST)であり1)~4),今日では外科的治療法に匹敵する優れた内視鏡的治療法として高い評価を受けるに至っている5)~9).本法の手技の詳細については既に著者ら5)10)~13)を始めとして多数報告14)~19)されているので割愛し,本項では種々の観点からみた本法の現況について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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