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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻6号

1981年06月発行

今月の主題 胆道系疾患の臨床(1)―総胆管結石症を中心として

座談会

総胆管結石症の問題点

著者: 中山和道1 池田靖洋2 高田忠敬3 中嶋義麿4 内藤靖夫5 久野信義6 小野美貴子7 北村次男8 春日井達造6 信田重光9

所属機関: 1久留米大学医学部第2外科 2九州大学医学部第1外科 3東京女子医科大学消化器病センター 4まろ病院 5名古屋大学医学部第2内科 6愛知県がんセンター病院第1内科 7杏林大学医学部第1外科 8大阪府立成人病センター病院内科 9獨協医科大学第1外科

ページ範囲:P.660 - P.674

文献概要

 春日井(司会) 総胆管結石症は,日常臨床においてしばしば遭遇する比較的ポピュラーな疾患ですが,最近,日本人の食生活の変遷に従って,その種類と頻度が変わり,病態にも変化が見られるようになったと思います.更に臨床医学の開発,進歩によって,診断および治療法についても進歩が見られます.本座談会においては,これらの進歩を踏まえながら,日常臨床に役に立つclinicalな問題を中心にお話し合いをいただきたいと思います.

 まず総胆管結石症の疫学から入っていきましょう.総胆管結石症を含む広義の胆石は,最近増加しているでしょうか,また胆石の種類と頻度はどうなっているか,中山先生からお願いします.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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