icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻6号

1981年06月発行

文献概要

Coffee Break

カルシトニン分泌に及ぼすH2受容体阻害剤の影響

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.680 - P.680

文献購入ページに移動
 ガストリンは胃液分泌の検査に広く使用されている.また,甲状腺の髄様癌の診断にも使われていることも皆さん御存じのとおりである.というのは,ガストリンがC細胞(カルシトニン分泌細胞)からカルシトニンを分泌させるからである.腫瘍化したC細胞の刺激をすることによってカルシトニンを分泌させ,診断に役立たせるのである.

 ところで,H2受容体阻害剤はガストリンによる胃液分泌を抑制する.それではガストリンによるカルシトニン分泌をもH2受容体阻害剤は抑制するであろうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら