文献詳細
Coffee Break
文献概要
ガストリンは胃液分泌の検査に広く使用されている.また,甲状腺の髄様癌の診断にも使われていることも皆さん御存じのとおりである.というのは,ガストリンがC細胞(カルシトニン分泌細胞)からカルシトニンを分泌させるからである.腫瘍化したC細胞の刺激をすることによってカルシトニンを分泌させ,診断に役立たせるのである.
ところで,H2受容体阻害剤はガストリンによる胃液分泌を抑制する.それではガストリンによるカルシトニン分泌をもH2受容体阻害剤は抑制するであろうか.
ところで,H2受容体阻害剤はガストリンによる胃液分泌を抑制する.それではガストリンによるカルシトニン分泌をもH2受容体阻害剤は抑制するであろうか.
掲載誌情報