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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻7号

1981年07月発行

文献概要

症例

胃形質細胞腫の1症例とその免疫学的検討

著者: 磨伊正義1 中西功夫2 右田俊介3 秋本龍一1 村俊成1 荻野知巳1 立野育郎4 沢武弘5

所属機関: 1金沢大学がん研究所外科部門 2金沢大学医学部第1病理 3金沢大学がん研究所分子免疫部門 4国立金沢病院放射線科 5沢武医院

ページ範囲:P.781 - P.788

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 骨髄以外に発生する形質細胞腫は,髄外性形質細胞腫(extramedullary plasmacytoma)と呼ばれ,その好発部位は上気道,口腔および眼瞼結膜であり,全体の80%を占める.しかし,胃に発生する形質細胞腫は極めて少なく,現在まで欧米で60例余,本邦では11例にすぎない.筆者らは最近monoclonal gammopathyを伴った胃原発性の形質細胞腫を経験したので,免疫学的な検索を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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