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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻7号

1981年07月発行

文献概要

症例

2ヵ月間で著しい胃変形のみられた胃形質細胞腫の1例

著者: 秋山俊夫1 柳田誠 宮地一馬 福西茂二2 山際裕史3

所属機関: 1三重大学医学部第3内科 2三重大学医学部第2外科 3三重大学医学部臨床病理

ページ範囲:P.789 - P.794

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 髄外性の形質細胞腫は上気道,口腔に多く胃原発のものは極めてまれとされている1).本邦においては最近報告が増加し15例の報告がある2)~15)

 今回,2年間の経過中,手術前2カ月足らずの間に突然胃壁の硬化と収縮を来した良性びまん性胃形質細胞腫を経験したので,その形態の変化および形質細胞の増殖の特徴について組織学的に検討を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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