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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻8号

1981年08月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

早期胃癌の術後に7年の興味ある経過をたどった遺残癌の1例

著者: 石見賀正1 張忠雄1 桑尾定明1 衛藤道生1 溝手博義1 武田仁良1 天野育造2 江村武志2

所属機関: 1久留米大学医学部第1外科 2久留米大学医学部第2内科

ページ範囲:P.833 - P.836

文献概要

 本症例は広範囲隆起性早期胃癌で,内視鏡および病理組織学的に多彩な様相を呈した症例として既に報告1)したのであるが,術後に断端部遺残が認められていた.その経過観察中に遺残癌による症状が出現し,7年目に残胃を全摘したところ,初回の摘出胃標本と同じような早期癌の状態であったという興味ある経過をたどったので,その詳細を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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