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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻8号

1981年08月発行

文献概要

今月の主題 症例・研究特集 症例

吐下血を来した胃のglomus腫瘍―超微形態学的所見と本邦報告例の集計

著者: 米山桂八1 石川広記1 花谷勇治2 長村義之3

所属機関: 1伊勢原協同病院外科 2慶応義塾大学医学部外科 3東海大学医学部病理

ページ範囲:P.837 - P.841

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 胃に発生するglomus腫瘍は極めてまれなものとされている.Kay(1951)1)が第1例を発表して以来,外国文献では40症例に満たない.本邦でも,庄司2)が1962年第1例を発表しているが,以後22例が報告されているにすぎない2)~6).われわれは最近,大量の吐下血を伴った胃のglomus腫瘍を経験し,電顕による検索も行ったので,本邦既報告例について文献的考察を加え,報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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