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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻8号

1981年08月発行

文献概要

今月の主題 症例・研究特集 症例

SLEに合併した大腸多発潰瘍の1例

著者: 八木田旭邦1 佐藤秀昭2 湯浅祐二3

所属機関: 1社会保険埼玉中央病院外科 2社会保険埼玉中央病院内科 3慶応大学医学部放射線診断部

ページ範囲:P.889 - P.895

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 SLEは多彩な症状を呈する自己免疫疾患であるが,なかでもSLEと消化器症状との関係について,1895年Oslerが初めて報告し1),その後,Duboisらは520例のSLE症例中の約半数に悪心・嘔吐・腹痛などの消化器症状があったとしている2)

 これら消化器症状の発生に,腸管膜血管の様々な程度の血管炎が密接に関与しており,膵炎,大量下血,消化管穿孔などの重篤な合併例の報告も散見される3)~6)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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