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文献詳細

雑誌文献

胃と腸16巻8号

1981年08月発行

今月の主題 症例・研究特集

研究

内科側からみた穿孔性十二指腸潰瘍の臨床―頻度および内視鏡診断を中心に

著者: 赤坂裕三1 岩破淳郎1 山口勝通1 中島正継1 川井啓市1

所属機関: 1京都府立医科大学公衆衛生

ページ範囲:P.921 - P.925

文献概要

 従来,消化性潰瘍の穿孔は外科的救急疾患とされ,これまでの報告のほとんどが,本症の手術適応を中心に論じられてきた6)8)10)~12)15)16).近年,包括医療やprimary health careなどを基本とした救急医療体制が検討されるなかで,救急疾患に対する臨床各科の総合的な取り組みや緊密な連携が一層重視されている.このような視点に立ち,本稿では消化管穿孔のうち,最も高頻度を占める穿孔性十二指腸潰瘍について6)8)11),内科側からみた重要なポイントである本症の頻度や術前診断に関して若干の考察を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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